9/15(金)大阪「基礎から学ぶ! IoTに必須のセンサ計測と予知保全の動向」
2017年9月15日(金)
1:00 PM – 5:00 PM
AP大阪梅田茶屋町
大阪市北区茶屋町1番27号
インダストリアルIoTの実現には、各種センサを用いたアナログ現象の計測が必須となります。ところが95%の計測データは分析されずに眠っているという調査結果があります。つまりデータのままで、役立つ情報に変換できていないということです。本セミナーでは、センサ計測の課題とその解決策から、ビックアナログデータの解析に必要な技術、実際の導入事例から学ぶIoT化に必要なノウハウを紹介します。
【セミナー内容】<開催時間13:00-17:00 受付開始12:30>
本セミナーは講義式のセミナーです。(内容は事前の予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。)
IoTに必須のセンサ計測と予知保全の技術動向
インダストリアルIoTの代表的アプリケーションである予知保全に関して、課題をわかりやすく説明します。センサ計測から生じるビッグデータとは、そもそもどんな物なのか、エッジコンピューティングがなぜ必要なのか、また機械学習の適用に際しての注意点はなにか、実際のアプリケーションを例に上げながら紹介します。
基礎から学ぶ!センサ計測の課題と解決策
オンライン状態監視システムにおける、センサ計測の課題とその解決策を以下の通り紹介します。
- 異なるセンサや計測器などを使う際に直面する、同期計測の課題
- 最新のTSN(Time Sensitive Networking)技術の紹介
- 計測データの検索/ 解析/ レポート生成における課題と、データマネジメントソリューションの紹介
データ分析プロジェクト推進ポイントと機械学習による故障予測・異常検知 事例紹介
株式会社KSKアナリティクス 高木 宏明氏
弊社はデータ分析専業企業であり、数多くの機械学習を用いたデータ分析プロジェクト案件を手掛けています。近年は製造業様を中心にデータ分析のご相談が急増していますが、通常のシステム開発やものづくりとは大きく考え方が異なっており、かつ昨今のAIブームと相まってデータ分析の進め方の理解に混乱があるように思われます。本セッションでは、データ分析プロジェクトのプロセスや推進ポイントについての知見を解説すると共に、故障予測・異常検知のデモンストレーションを含め、実際に手掛けた分析事例の紹介します。
HPEのIoT戦略とエッジコンピューティング製品のご紹介
日本ヒューレット・パッカード株式会社 北本 貴宏氏
IoTの波は製造業にも革新的な変革を求めており、「製造の仕組みの更なるデジタル化による品質・生産性の向上」や「製品のインターネット接続による利用・故障のモニター、これを活かした予防保全・製品改善・新サービスの提供」などが、避けて通れないテーマとなってきています。HPEはこれらのお客様の挑戦をサポートするための、幅広いソリューションを提供しています。本セッションでは製造業のデジタル化のコンセプトと、弊社が提供するユニークなエッジコンピューティング製品を紹介します。
オンライン状態監視システムの導入課題と解決事例
株式会社イー・アイ・ソル 平澤 啓氏
「IoTが流行しているが、具体的にどうしたら良いのかわからない」というご相談を頻繁にお受けします。その背景として、「計測と解析の経験が無い」「人間の感覚に依存している検査を自動化したい」という課題を伺うことが数多くあります。本セッションでは、インダストリアルIoTの主要アプリケーションであるオンライン状態監視を取り上げ、トンネル工事モニタリングシステムの開発事例をはじめ、国内の事例を複数交えながらオンライン状態監視システムの導入時の課題と解決事例に関して解説します。そして受講者の皆様がIoT化のために何から取り組むのが良さそうなのか、具体的なイメージを持って頂けるように説明します。